初心者でも安心して楽しめるキャンプ場BBQの準備とコツを、道具選び、火おこし、食材管理、調理テク、片付けの5つに絞って分かりやすく紹介します。当日慌てない具体的な手順と便利ワザで、もっと楽しく美味しくなります。
事前準備:持ち物チェックとキャンプ場の確認

持ち物チェック テント、寝袋、マット、調理器具、食料、飲料、懐中電灯、着替え、雨具、救急セットをリストにして前日に確認します。電池やゴミ袋、防虫対策も忘れず、必要なら予備を用意しましょう。 キャンプ場の確認 予約状況、チェックイン時間、直火や車の乗り入れの可否、炊事場やトイレの場所、最寄りの買い物施設と携帯の電波状況を事前に確認します。天気予報と緊急連絡先も必ずチェックしてください。
火起こしと安全対策:簡単な着火方法と消火準備

火起こしは小さく乾いた着火材(ティッシュや乾燥した小枝)、着火剤、細い薪から順に組み、風上を確認してから火をつけます。手袋や火ばさみを使い無理に触らないでください。消火準備としてはバケツの水や消火用砂、濡れた布を用意し、消火時は薪を広げて水をかけながら完全に冷めるまで確認します。焚き火は風向きと周囲の可燃物に注意し、離れるときは必ず火の跡を完全に消してから撤収してください。
食材と調理のコツ:下ごしらえと火加減の基本

キャンプでは下ごしらえが調理を楽にします。食材は洗って水気を切り、切り分けや味付けを事前にしておくと現地での作業が短縮できます。火加減は強火で一気に焼き色をつけ、中火で火を通し、弱火で仕上げるのが基本です。炭は安定した遠火、ガスは調整がしやすいので状況に応じて使い分け、焦げやすいものは蓋やアルミで保護しつつこまめに様子を見てください。
片付けと衛生:調理器具の洗浄・残り物の保存・ゴミの分別
調理器具は使ったらすぐに洗い、泥や油は落として乾かしてください。残り物は粗熱を取って密閉容器に入れ、冷めたらクーラーボックスで保管すると傷みにくいです。ゴミは可燃・不燃・資源ごとに分け、匂い出しを防ぐため袋は二重にして持ち帰ることが基本です。
快適に過ごす工夫:服装・防寒・虫よけ・照明
服装: 動きやすく重ね着できる服を基本に選ぶと快適です。朝晩の寒暖差に備え、速乾性のインナー→中間のフリースや薄手ダウン→防風・防水のアウターの順で着脱できるようにします。足元は防水の靴と厚手靴下、帽子や手袋も用意すると急な天候変化に対応できます。汚れてもいい服や予備の着替えを持つと安心です。 防寒: 夜間は気温が下がるため、寝具の準備が重要です。自分の体温に合った寝袋を選び、インフレータブルマットなどで地面からの冷えを遮断します。就寝前に軽い運動や温かい飲み物で体を温め、着衣は締め付けない層構造にして熱を逃がさないようにするとぐっすり眠れます。 虫よけ: 虫対策は屋外での快適さに直結します。虫除けスプレーやリストバンド、虫よけ成分入りのクリームを露出部や衣類に使い、就寝時は蚊帳やテントのメッシュをしっかり閉めます。明るい色の服は虫が付きにくく、香水や強い匂いのある化粧品は避けると効果的です。 照明: 夜間の移動や作業には複数の照明を用意しましょう。ヘッドライトは両手が使えて便利で、ランタンはテーブル周りの明るさを確保します。予備の電池やモバイルバッテリー、キャンドルや予備のライトも持参し、明るさの調節ができるものを選ぶと夜間の作業や就寝時の快適さが向上します。
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