キャンプでの入浴は意外と悩みどころ。手軽なシャワーから簡易バケツ風呂、温泉施設利用まで、節水や設営のコツも含め家族やソロでも快適に清潔に過ごせる5つの方法を分かりやすく紹介します。
ポータブルシャワーで手軽に入浴
ポータブルシャワーは水タンクとホース、シャワーヘッドが一体になった携帯用シャワーで、電源不要の重力式や充電式のポンプタイプがあります。使い方は簡単で、タンクに水を入れ高い場所に掛けるかポンプで圧をかけるだけ。温水は難しい場合が多いので、事前に水を日光で温めるか少量の湯を混ぜると快適です。節水のためにシャンプーは少量にして、使用後はタンクを乾燥させて清潔に保つと長持ちします。
日帰り温泉・銭湯でさっぱりリフレッシュ
キャンプ帰りは日帰り温泉や銭湯で汗と疲れを流すと、体も心もすっきりします。入浴前に汗を流してから湯船にゆっくり浸かり、サウナや水風呂は無理せず短時間で切り上げる、貴重品はロッカーへ入れるなど基本を守るだけで気持ちよく利用できます。タオルや着替え、入浴料は事前に準備し、混雑時間を避けると快適です。入浴後は水分補給と軽いストレッチで体を整えましょう。
濡れタオルとボディシートで手軽に汗を拭き取る
濡れタオルやボディシートはキャンプでの汗対策に便利です。濡れタオルは首や額を冷やし体温を下げられ、繰り返し使えます。ボディシートは拭くだけで手軽に肌の汚れやにおいを落とせます。使い方は優しく押さえるように拭き、髪や顔には専用のものを使うと肌荒れを防げます。ゴミは持ち帰りましょう。
携帯バスタブ・折りたたみ浴槽でゆっくり入浴
携帯バスタブ・折りたたみ浴槽は軽量でコンパクトに折り畳め、キャンプ場でも簡単にお風呂を楽しめます。PVCやシリコンなど防水素材でできており、空気や水を入れるだけのタイプが多く、設置は平坦な場所で安定させるだけです。湯はポータブルバーナーや湯沸かし容器で温め、排水は周囲に配慮して指定場所へ捨てます。火気や鋭利な物に注意し、使用後はよく乾燥・清掃してから収納すると長持ちします。着替えやタオルを近くに準備すると快適です。
シャワーテントでプライベート洗浴スペースを確保
シャワーテントは折りたたみ式の簡易個室で、キャンプ場でも周りを気にせず体を洗ったり着替えたりできるアイテムです。設営はポールを組んで張るだけのものが多く軽量で持ち運びが容易。携帯シャワーやバケツを使えば温水も利用可能です。換気や排水の場所、強風時の固定は事前に確認し、周囲の迷惑にならないようマナーを守って使いましょう。
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