4月のキャンプは日中は暖かく夜は冷える。雨や風、朝晩の寒暖差で失敗しやすい季節です。レイヤリングや防寒・雨対策、靴選びや必携アイテムまでわかりやすくチェックして、安心して出発しましょう。
気候別の服装チェック：朝晩の寒さと日中の暑さに備えるレイヤリング術
朝晩は冷え、日中は暑くなるキャンプでは「重ね着」が命です。肌に触れるベースは吸湿速乾素材で汗を逃し、保温する中間着はフリースや薄手ダウン、風や雨に備える薄手のシェルを外側に。気温差に合わせて脱ぎ着しやすい薄手を重ね、帽子や手袋、首元の調整や換気で体温管理をしましょう。折りたたんで携帯できる軽量なものを選ぶと便利です。
足元の準備：濡れ・泥・冷えに強い靴とソックスの選び方
濡れ・泥・冷えに強い靴は、防水透湿素材（ゴアテックスなど）や合成ソールで滑りにくく、足首まで覆うハイカットが安心です。ソックスは厚手のウール混で保温性と速乾性があるものを選び、重ね履きで調整します。サイズは指先に余裕を持たせ、靴内の蒸れ対策に通気性も確認すると快適に過ごせます。
雨と風への備え：レインウェア・撥水アイテムと小物で濡れを防ぐ準備
レインウェアは上下セットの防水ジャケットとパンツ、またはポンチョが基本です。撥水処理された素材やシームシーリングで雨の侵入を防ぎ、透湿性も確認しましょう。靴は防水ブーツかゴアテックス製が安心で、ドライバッグやスタッフサックで衣類や電子機器を分けて収納します。防水スプレーや小型タープ、替え靴下、雨蓋付きのバッグカバーなどの小物も忘れずに準備すると濡れと冷えを効果的に防げます。
予備と緊急の着替え＆収納：濡れた服の交換と防水バッグで衛生・保温を守る
キャンプでは濡れた服が体温を奪い、体調不良の原因になります。予備の着替えをバッグに入れ、防水のドライバッグやジッパー付きポリ袋で湿気を遮断して持ち運びましょう。濡れた服はすぐに交換し、濡れたものは別の袋に分けて衛生と保温を保つと安心です。
衣類の手入れと乾燥対策：現地での洗濯・速乾・消臭テクニック
キャンプ中は汚れをためないことが基本です。速乾素材の衣類を選び、汚れたらできるだけ早く水で落とします。簡易洗剤やウタマロ石けんを使い、小さな洗濯袋やバケツで手洗いして軽く絞り、タオルで水分を吸い取ってから風通しの良い日陰で干します。防臭には消臭スプレーや重曹を使い、汗はこまめに着替えると快適です。夜間は防水バッグに入れて湿気対策をしましょう。
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